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「鞠智城企画展」「鞠智城シンポジウム」

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 このたび九州国立博物館において、熊本県の古代山城鞠智城(国指定史跡)の歴史的価値を認識していただくとともに、その知名度の向上を図ることを目的とした「鞠智城企画展」と「鞠智城シンポジウム」が開催されます。

開催期間:

鞠智城企画展:
平成24年9月11日(火)〜23日(日)9時30分〜17時00分

鞠智城シンポジウム:(*定員に達しました)
平成24年9月22日(土)12時30分〜17時00分

会場:

鞠智城企画展:
九州国立博物館1階 エントランスホール

鞠智城シンポジウム:
九州国立博物館1階 ミュージアムホール

入場料(観覧料):

無料

内容:

イメージ

鞠智城企画展:「ここまでわかった熊本県・鞠智城跡〜古代山城の歴史を探る〜」

熊本県・鞠智城跡の最新発掘調査の成果をもとに、古代律令制下における鞠智城の機能と役割についてパネル及び映像で紹介します。

鞠智城シンポジウム:「ここまでわかった鞠智城 古代山城の歴史を探る」
(*定員に達しました)

鞠智城は、東アジア情勢が緊迫した7世紀後半(約1,300年前)に大和朝廷が築いた古代山城です。周囲の長さ3.5km、面積55haの規模を持つ城で、1967年から熊本県の発掘調査により八角形建物跡をはじめとする72棟の建物跡や貯水池跡、土塁跡など貴重な遺構が相次いで発掘されています。さらに、2009年の調査では、百済系銅造菩薩立像が出土するなど遺跡の重要性が高まっています。
今回のシンポジウムでは、最新の調査成果の報告、様々な分野の研究者による鞠智城研究に関する講演のほか、これからの鞠智城・古代山城の調査研究の成果、意義・重要性などについて話し合います。

【最新調査結果報告】熊本県教育委員会

【講演】

「鞠智城の創設について」・・・小田富士雄氏(福岡大学名誉教授)
「東アジア史からみた鞠智城」・・・石井正敏氏(中央大学教授)
「地方官衙と鞠智城」・・・坂井秀弥氏(奈良大学教授)

【パネルディスカッション】

コーディネーター:佐藤信氏(東京大学大学院教授)
パネラー:小田富士雄氏、石井正敏氏、坂井秀弥氏

主催:

熊本県、熊本県教育委員会

お問い合わせ先:

熊本県教育庁教育総務局文化課
電話096-333-2707

その他:

時間、場所、内容等が予告なく変更になる場合がありますので、御了承ください。