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平成23年度 第5回 九州国立博物館文化財保存交流セミナー
「東日本大震災の文化財レスキュー事業」

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 昨年3月11日に発生し、東北から関東にかけての東日本一帯に甚大な被害をもたらした東日本大震災。未だ復興再建の見通しすら立たない被災者がおられる中で、被災文化財の救援活動を行うことは心苦しい面もあります。しかし、地域に伝えられた有形無形の貴重な文化財は先人たちの生きた証であり、今後の復興の精神的な糧や支柱となることは疑いありません。ひとつでも多くの被災文化財の救済を通じ、大切な文化財の未来への継承をお手伝いさせていただきたいと思っております。
 今回のセミナーでは、東日本における文化財レスキュー事業についてご紹介したいと思います。

日時:

平成24年3月6日(火)
11:00〜12:00

参加費用:

無料(申込不要)

場所:

九州国立博物館1階研修室

主催:

九州国立博物館

後援:

九州文化財国際交流基金

講師:

亀井伸雄(かめいのぶお)(東京文化財研究所所長 被災文化財等救援委員会委員長)

亀井伸雄 講師プロフィール
昭和23年(1948)神奈川県生まれ。東京大学大学院修士課程修了。
昭和48年(1973)文化庁建造物課に入庁。その後、昭和50年(1975)奈良文化財研究所、昭和59年(1984)奈良市教育委員会文化財課に勤務。平成11年(1999)文化庁建造物課長、平成15年(2003)都城工業高等専門学校長を務め、平成17年(2005)文化庁文化財鑑査官、平成20年(2008)(財)文化財建造物保存技術協会常務理事を歴任し、平成22年(2011)東京文化財研究所所長に就任、現在に至る。