イベント

特別展講演会「守り伝える日本の宝」

 このたび九州国立博物館(九博)において、平成23年6月28日(火)から開催している特別展「よみがえる国宝 - 守り伝える日本の美 -」の関連イベントとして、特別展講演会「守り伝える日本の宝」が開催されます。

日時:

平成23年7月23日(土)

場所:

九州国立博物館1階ミュージアムホール

定員:

280名

料金:

無料(要申し込み)

内容:

10時30分〜12時00分

国宝「源頼朝像」(6月28日〜7月31日展示)「平重盛像」(7月26日〜8月28日展示)をはじめ多くの文化財を守り伝える京都・神護寺

「寺宝を守り継ぐ―神護寺の歴史と宝物」

谷内弘照(高野山真言宗遺迹本山高雄山神護寺貫首)

催し物イメージ
チラシPDF[881KB]

 神護寺は京都市右京区高雄にあり、本尊は薬師如来、開基は和気清麻呂です。清麻呂の子息達は、最澄、空海を招き仏教界に新風を吹き込みます。やがて、一切を空海に付嘱し真言宗として今日に伝えています。鳥羽法皇の怒りに触れ全山壊滅、文覚により再興が決意され上覚や明恵という弟子に恵まれ復興されました。
 天文年中の兵火や明治初年の廃仏毀釈にも消えることなく法灯を護持しています。神護寺が歴史上重要な地位を占めるのは、その由緒と度重なる盛衰の歴史に耐えた数多くの文化財を保有することにあります。

14時00分〜15時30分

国宝「明月記」(8月2日〜28日展示)をはじめ多くの文化財を守り伝える京都・冷泉家

「冷泉家八百年―日本文化の継承―」

冷泉為人((公財)冷泉家時雨亭文庫 理事長)

催し物イメージ
チラシPDF[963KB]

 冷泉家は平安・鎌倉の歌聖と仰がれた藤原俊成・定家父子を祖先に持つ「和歌の家」です。冷泉の家名を名乗るのは鎌倉時代の為相からですが、その為相から現当主の為人まで、25代約800年間、「和歌の家」としてその家職を続けてきています。
 冷泉家には定家自筆清書本である国宝『明月記』をはじめ、俊成・定家・為家3代の典籍・日記・記録・文書類を中心に歴代当主が筆写・伝習したものと、天皇宸翰などが、「お文庫」に大切に継承されてきました。

お申込応募方法:

ハガキ、FAX、Eメールに〔1〕イベント名、〔2〕開催日時、〔3〕郵便番号、〔4〕住所、〔5〕氏名、〔6〕参加希望人数、〔7〕電話番号を明記のうえ、下記あて先までお申し込みください。
*先着順に締め切ります。

あて先:

〒810−0001
福岡市中央区天神1-4-1西日本新聞イベントサービス内
「よみがえる国宝」係

お問い合わせ先:

電話:092-711-5491(平日10時00分〜17時00分)
FAX:092-731-5210
Eメール:kokuhou@nishinippon-event.co.jp

その他:

時間、会場等が予告なく変更になる場合がありますので御了承ください。