イベント

イベント:
「うるま ちゅら島 琉球」開催記念イベント
琉球舞踊公演

 九州国立博物館(九博)では、来場者の皆さまにお楽しみいただけるよう、多彩な取り組みを展開していますが、この度、開催中の特別展「うるま ちゅら島 琉球」関連イベントとして、沖縄県から伝統芸能公演団をお招きして、伝統的な琉球舞踊の公演を以下の通り開催いたします。

○  日時
平成18年5月13日(土)
第1回公演 13:30〜14:00
第2回公演 15:30〜16:00

平成18年5月14日(日)
第1回公演 11:00〜11:30
第2回公演 13:00〜13:30

※ 公演時間は約30分間です

○  場所
九州国立博物館 1階 ミュージアムホール

○  演目
(1)四つ竹(ゆつだき)
南国沖縄の美を象徴する花笠を被り、紅型衣裳を身にまとい、手には四つ竹を打ち鳴らしながら、晴れやかな席で踊る喜びを表現します。

(2)前の浜(めーぬはま)
「前の浜」とは、沖縄県那覇市にある那覇港北岸一帯の古い呼び名で、風光明媚な場所として知られていました。そこに飛び交う浜千鳥や渡し船の美しい風情を称え、祝儀舞踊として振り付けられた古典、二才(ニーセー)踊り※です。
※二才踊り(にーせー踊り)とは、空手を基礎に大和芸能の影響を受けている、りりしく力強い男踊りのこと。

(3)浜千鳥(はまちどぅり)※方言でチジュヤーとも言う
古里を遠く離れ、そこに残した人々を偲ぶ心情(旅愁)を、浜辺で遊ぶ千鳥に託して、しなやかな手踊りで表現します。帯を使わない沖縄独特の「ウシンチー」という着こなしで踊ります。

(4)谷茶前(たんちゃめー)
「谷茶」(たんちゃ)とは、沖縄本島北部にある漁村です。男性は櫂を持って漁に出て、女性はザルを持って魚を売るという、漁村で働く人々の様子が活き活きと表現されています。

(5)護身の舞(ごしんのまい)
昔、琉球の人々は、身を守る手段として空手を身につけました。空手の型である手(てぃー)と、小道具ヌンチャクで勇壮に踊ります。

(6)黒島口説(くるしまどぅち)
八重山諸島黒島の風景や人々の生活の様子を描いた作品で、口説囃子を織り交ぜ、庶民の明るさや逞しさを賑やかに表現します。


○  公演団体プロフィール
「沖縄県立芸大 琉球芸能専攻OB会」
沖縄県立芸術大学 琉球芸能専攻及び、舞台芸術専攻大学院を卒業・修了者で組織する団体。伝統芸能が数多く残されている沖縄県で、宮廷芸能を中心とした舞台芸能を展開するとともに新しい試みにも意欲的に取り組んでいる団体です。

○  参加料
無料

○  その他
時間、場所、内容等が予告なく変更になる場合がありますので、御了承ください。
座席数に限りがあります(約300席)ので場合によっては入場を制限させていただく場合がございます

○  お問い合わせ
九州国立博物館 交流課 092−929−3294