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九州国立博物館 国際シンポジウム【申し込み終了】
『日韓の古代山城を掘る』開催のお知らせ



 今から1350年ほど前に、唐・新羅の脅威に備えて、現在の太宰府市を中心に大野城・基肄城といった山城が造られました。これらを古代山城と呼んでいます。この古代山城は西日本一帯に分布していますが、なかにはいつ頃、誰が、どのような目的で造ったのか定かでない山城もあります。
 日本の古代山城についてはそのルーツが中国・朝鮮半島に求められると考えられています。近年、古代山城の調査が進み、多くのことが明らかになってきました。今回は、その古代山城の調査研究の成果を、韓国の第一線の研究者をお招きして、韓国の山城との共通性や、日本の独自性などについて分かりやすくお話しをしていただくことにしております。
 九州国立博物館のミュージアムホールで、古代山城の謎に触れてみませんか。

1:事業名
九州国立博物館国際シンポジウム「日韓の古代山城を掘る」

2:日時
平成18年3月11日(土)10:00〜17:00(開場 9:30)

3:場所
九州国立博物館 1F ミュージアムホール(太宰府市石坂4-7-2)

4:プログラム
日韓の研究者(日本3名、韓国3名)による古代山城に関する講演、研究成果の報告および討論

【開会行事】
10:00〜
11:00
【記念講演〔1〕】
金 正基(キムチョンキ) [元.大韓民国国立文化財研究所長]
「韓国の遺跡を掘る - 古代山城を中心に」

11:00〜
11:50
【記念講演〔2〕】
小田富士雄(おだふじお)[福岡大学名誉教授]
「日本の遺跡を掘る - 古代山城を中心に」

11:50〜
13:10
=昼食=

13:10〜
13:50
【報告〔1〕】
「扶余(プヨ)・扶蘇(プソ)山城」
金容民(キムヨンミン)[国立文化財研究所遺跡調査研究室長]

13:50〜
14:30
【報告〔2〕】
「日本の古代山城 - 北部九州を中心に」
向井一雄(むかいかずお)[古代山城研究会会長]

14:30〜
14:40
=休憩=

14:40〜
15:20
【報告〔3〕】
「(韓国山城最新情報の紹介)」
朴 鐘イク(パクチョンイク)[国立昌原(チャンウォン)文化財研究所学芸研究室長]

15:20〜
16:00
【報告〔4〕】
「日韓の古代山城」
亀田修一(かめだしゅういち)[岡山理科大学教授]

16:00〜
16:10
=休憩=

16:10〜
17:00
【討論】
「日韓の古代山城を語る」
[聞き手]赤司善彦(あかしよしひこ)[九州国立博物館]
【閉会行事】


5:主催
九州国立博物館 大韓民国国立文化財研究所

6:後援(予定)
文化庁 駐福岡大韓民国総領事館 (財)九州国立博物館振興財団 九州国立博物館誘致推進本部 福岡県教育委員会

7:入場料 無料

8:申し込み方法 定員に達した為、申し込みは終了しました
〔1〕郵便番号 〔2〕住所 〔3〕氏名(ふりがな) 〔4〕年齢 〔5〕電話番号等 を明記のうえハガキ、FAX、E−mailのいずれかで、9に示す申し込み先へお申し込みください。先着順で300名に入場整理券を郵送します。定員になり次第締め切ります。

9:申し込み・お問い合わせ先:
「国際シンポジウム事務局」
住 所 〒810−0001福岡市中央区天神1−9−17(株)コングレ内
電 話 092−716−7116
FAX 092−716−7143
E−mail kyuhaku-symp@congre.co.jp