独立行政法人国立文化財機構「文化財防災ネットワーク推進事業」公開シンポジウムⅠ

「地域と共に考える文化財の防災減災」

大規模災害が頻発する現在、地域に残された有形無形の文化財をいかに守り伝えていくかについて社会的関心が高まっています。当シンポジウムは、独立行政法人国立文化財機構「文化財防災ネットワーク推進事業」の一つとして九州国立博物館が主催するものです。
基調講演では、東北大学において地域に残された古文書をはじめとした文化財の保全活動や、被災文化財のレスキュー活動を第一線で担ってきた平川新氏を講師に迎えます。また事例報告会・パネルディスカッションでは、文化財の保全や防災・減災についての取り組みについて、有形無形の文化財の防災・保全をいかに担っていくか、議論を深めていきます。

開催日時:

平成27年6月14日(日)
10時00分〜17時00分(受付9時30分開始)

会場:

九州国立博物館1階ミュージアムホール

主催:

九州国立博物館

共催:

一般社団法人文化財保存修復学会

参加費:

無料(事前申し込み不要)

定員:

280名

問い合わせ:

九州国立博物館 特任研究員室
092 - 918 - 2834


プログラム

第1部 基調講演(10時05分〜11時30分)
「災害の歴史から学び、防災・減災の社会へ - 東日本大震災の地で考える - 」
平川新(宮城学院女子大学学長・東北大学名誉教授)
第2部 事例報告(11時35分〜15時15分)
第3部 パネルディスカッション(15時30分〜16時55分)
「地域と共に考える、文化財の防災減災-地域歴史遺産、市民参加、大学・ミュージアム、悉皆調査、過疎化・高齢化・人口減少、危機管理-

イベントチラシ