牛頸窯跡群(梅頭窯跡)

大野城市南西部の牛頸周辺を中心として、春日市、太宰府市にまたがる一帯には、九州随一の規模を誇る窯跡、「牛頸窯跡群」があります。
発掘されたものだけでも200基ほどの窯跡を数え、6世紀から9世紀までの約400年間の長きにわたり操業された須恵器を焼いて作っていた窯跡です。
特に、大宰府政庁Ⅱ期が成立した8世紀代が窯操業の最盛期で、大宰府の須恵器の大量消費をささえた重要な官営の窯跡群であったと考えられています。

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牛頸ハセムシ窯跡群(大野城市教育委員会提供)